特集 正しい選び方・使い方を導く 成人肺炎の抗菌薬治療 最新ナビゲート
市中肺炎(CAP)の抗菌薬治療 外来における注射用抗菌薬の選び方・使い方
山口 敏行
1
,
前崎 繁文
1埼玉医科大学病院 感染症科・感染制御科
キーワード:
Ceftriaxone
,
ヘモフィルス感染症
,
Haemophilus influenzae
,
抗細菌剤
,
経口投与
,
肺炎-肺炎球菌性
,
肺炎-マイコプラズマ性
,
Azithromycin
,
市中感染
,
肺炎-細菌性
,
Levofloxacin
,
静脈内注射
,
静脈内注入
,
外来診療
Keyword:
Administration, Oral
,
Ambulatory Care
,
Anti-Bacterial Agents
,
Ceftriaxone
,
Haemophilus Infections
,
Haemophilus influenzae
,
Infusions, Intravenous
,
Injections, Intravenous
,
Pneumonia, Pneumococcal
,
Pneumonia, Mycoplasma
,
Community-Acquired Infections
,
Pneumonia, Bacterial
,
Azithromycin
,
Levofloxacin
pp.189-194
発行日 2017年9月10日
Published Date 2017/9/10
DOI https://doi.org/10.34426/J03177.2017360714
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市中肺炎(CAP)の治療において、重症度が軽症から中等症の場合は外来での治療が可能であり、通常なら経口抗菌薬で治療を開始するが、種々の条件によっては外来で注射用抗菌薬を選択することがありうる。外来診療での点滴静注による注射薬投与は1日1回投与が現実的であり、エンピリック治療として半減期の長いセフトリアキソン、レボフロキサシン、アジスロマイシンなどの使用を検討する。肺炎の状態が改善すれば経口抗菌薬にスイッチすることも可能である。
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