症例
胸腔鏡下ICG蛍光ナビゲーション手術が有用であった不全分葉を有する小児肺葉内肺分画症の1例
平山 裕
1
,
小池 輝元
,
飯沼 泰史
,
土田 正則
1新潟市民病院 小児外科
キーワード:
Indocyanine Green
,
気管支肺分離症
,
胸腔鏡法
,
コンピュータ支援手術
,
蛍光内視鏡法
Keyword:
Bronchopulmonary Sequestration
,
Indocyanine Green
,
Thoracoscopy
,
Surgery, Computer-Assisted
pp.1047-1051
発行日 2019年10月25日
Published Date 2019/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/J00645.2020146056
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12歳女児。腹痛にて近医を受診した際、X線検査にて右下肺野の嚢胞陰影が指摘された。その後は前医へ紹介され、CT検査にて不全分葉を有する肺葉内肺分画症と診断され、手術目的で当科へ紹介となった。当科では腹腔鏡下ICG蛍光ナビゲーション手術を計画し、適切な葉間切離線を設定することで肺切除を行うことが可能であった。術後は経過良好で、術後第4病日に退院となった。
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