Japanese
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特集 マイクロバイオームと生体恒常性・疾患
4.皮膚マイクロバイオームとその恒常性維持
Longitudinal stability of the human skin microbiome
冨田秀太
1
Tomida Shuta
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 准教授
キーワード:
スキンマイクロバイオーム
,
アクネ菌
,
痤瘡
,
表皮ブドウ球菌
,
アトピー性皮膚炎
Keyword:
スキンマイクロバイオーム
,
アクネ菌
,
痤瘡
,
表皮ブドウ球菌
,
アトピー性皮膚炎
pp.412-416
発行日 2018年2月25日
Published Date 2018/2/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201803412
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腸内細菌叢解析を中心とした先駆的な研究により,ヒト共生細菌叢(ヒューマンマイクロバイオーム)が疾患の発症のみならず,生体機能の恒常性維持にも重要な働きをしていることが明らかとなりつつある1)。本稿では,ヒトの皮膚(スキン)マイクロバイオームの組成とその恒常性について概説した後,皮膚の免疫機能に与える影響や,疾患や健康との関連性などについて述べる。