Japanese
English
発行日 2016年12月25日
Published Date 2016/12/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201701048
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1987年のジドブジン登場から現在までに6クラス30種類以上の抗HIV薬が承認され,1990年代後半に行われるようになった強力な多剤併用療法によりHIV感染症は長期生存可能な疾患となった。薬剤の改良により服薬継続の負担は軽減され,配合錠を用いることにより現在では1日1回1錠の内服による治療も可能となっている。抗HIV療法により感染者からその性的パートナーへのHIV感染が抑制されることも実証され,全員治療が世界的な流れになっている。