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特集 感染症研究国際ネットワーク研究の現状
11.西アフリカでの感染症共同研究における日本の使命と将来展望
Joint Research on Infectious Diseases in West-African Subregion:Contribution and Future Prospect from Japan
太田伸生
1
Ohta Nobuo
1
1ガーナ-東京医科歯科大学共同研究センター 研究代表者
キーワード:
西アフリカ
,
HIV
,
トリパノソーマ症
,
マラリア
,
人材育成
Keyword:
西アフリカ
,
HIV
,
トリパノソーマ症
,
マラリア
,
人材育成
pp.118-126
発行日 2014年5月25日
Published Date 2014/5/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201406118
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西アフリカ・ガーナに,わが国と現地研究者との共同研究プロジェクト立ち上げて,西アフリカ地域で問題となる感染症に関する情報整備,サーベイランスおよび防疫対策研究を実施している。対象疾患として,HIV,マラリア,アフリカトリパノソーマ症,蚊媒介性ウイルス感染症など,グローバルな感染症ネットワークの中で西アフリカ地域に特徴的な疾患の情報発信に努めている。わが国とは異なった研究環境で感染症研究を進めるために求められることは何か,西アフリカでなくては実施できない研究とは何かなどを意識して,日本・ガーナ双方に益する研究を立ち上げ,その成果が感染症克服の国際ネットワークに貢献することを目的に活動している。