リスクマネジメント~院内での薬剤師の活動~(117)
腎機能の観点からの薬剤適正使用への取り組み ~プレアボイド報告の解析より~
山根侑子
1
,
小島雅和
1
,
本郷文教
2
1手稲渓仁会病院薬剤部
2手稲渓仁会病院薬剤部 薬剤部長
pp.1905-1910
発行日 2017年8月1日
Published Date 2017/8/1
DOI https://doi.org/10.20837/12017081905
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
日本病院薬剤師会では副作用重篤化の未然回避,薬物治療の効果を向上させるために,プレアボイド報告を促している。手稲渓仁会病院においても,各病棟担当薬剤師が,患者の薬物治療に貢献した内容をプレアボイドとして報告している。
今回,腎臓内科・泌尿器科・循環器内科混合病棟におけるプレアボイド報告の事例を収集し,腎機能低下時における薬物適正使用の観点から薬剤師の役割について考察した。