特集 骨粗鬆症リエゾンサービスの現状と未来
7.骨粗鬆症リエゾンサービスにおける合併疾患
友田 恒一
1
1奈良県立医科大学附属病院医療安全推進室
キーワード:
続発性骨粗鬆症
,
骨質
,
リエゾン
,
連携
Keyword:
続発性骨粗鬆症
,
骨質
,
リエゾン
,
連携
pp.139-144
発行日 2018年4月1日
Published Date 2018/4/1
DOI https://doi.org/10.19020/KB.0000000118
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糖尿病はじめ慢性腎臓病(CKD),慢性閉塞性肺疾患(COPD)に骨粗鬆症が高頻度で合併することが知られている.一度骨折するとADL が低下し,原疾患の病態も悪化することも知られている.続発性骨粗鬆症における骨粗鬆症の要因は骨量の低下より骨質の劣化が重要であると考えられている.合併症である骨粗鬆症対策がこれらの疾患における重要な課題とされており,リエゾンサービスと連携し早期にリスク評価を行うとともに骨折予防対策を立てることが重要である.
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