特集 腎疾患領域のゲノム医療と新規治療ターゲット
2.ゲノムワイド関連解析による慢性腎臓病リスク遺伝子座の同定とゲノム創薬
金井 仁弘
1
,
岡田 随象
1
1大阪大学大学院医学系研究科遺伝統計学,理化学研究所統合生命医科学研究センター統計解析研究チーム,Program in Bioinformatics and Integrative Genomics, Harvard Medical School
キーワード:
次世代シークエンサー
,
ゲノムワイド関連解析
,
ゲノム創薬
Keyword:
次世代シークエンサー
,
ゲノムワイド関連解析
,
ゲノム創薬
pp.19-26
発行日 2018年1月1日
Published Date 2018/1/1
DOI https://doi.org/10.19020/KB.0000000094
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ヒトゲノム配列解読技術の著しい発達により,大規模ヒトゲノム解析が実施される時代が到来した.ゲノムワイド関連解析の実施により,慢性腎臓病や腎機能の個人差についても多数の感受性遺伝子変異が同定されている.感受性遺伝子変異の情報に対するバイオインフォマティクス解析を通じて,新たなゲノム創薬へと繫げる方向性も示されている.
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