消化管ポリポーシス-診断と治療の進歩
過誤腫性ポリポーシスの診断
生野 浩和
1
,
大宮 直木
1藤田保健衛生大学 消化管内科
キーワード:
Peutz-Jeghers症候群
,
過誤腫症候群-多発性
,
腫瘍
,
若年性ポリポーシス
Keyword:
Hamartoma Syndrome, Multiple
,
Neoplasms
,
Peutz-Jeghers Syndrome
,
Juvenile Polyposis Syndrome
pp.261-268
発行日 2016年5月20日
Published Date 2016/5/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2016299280
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
過誤腫性ポリポーシスをきたすおもな疾患として,Peutz-Jeghers症候群,若年性ポリポーシス,Cowden病が挙げられる.いずれも日常診療で経験する頻度はそれほど高くない遺伝性疾患だが,悪性腫瘍を合併するリスクがあるため適切な治療やサーベイランスが重要である.本稿では,各疾患の臨床的特徴やサーベイランス方法について網羅的に解説する.
Copyright © 2016, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.