炎症性腸疾患の画像診断modality
大腸内視鏡 総論
河内 修司
1
,
松本 主之
1松山赤十字病院 胃腸センター
キーワード:
Crohn病
,
大腸内視鏡法
,
再発
,
大腸炎-潰瘍性
,
バルーン拡張法
,
回腸嚢炎
,
大腸切除
,
吻合部狭窄
Keyword:
Crohn Disease
,
Colonoscopy
,
Colitis, Ulcerative
,
Recurrence
,
Pouchitis
pp.107-112
発行日 2014年3月20日
Published Date 2014/3/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2014161257
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大腸内視鏡検査は,炎症性腸疾患の診断,活動性評価,治療方針決定において必須の検査である.近年,潰瘍性大腸炎やクローン病における内視鏡的粘膜治癒は,その後の良好な臨床経過の予測因子の一つと考えられ,重要な治療評価項目となってきている.慢性持続性炎症を母地とする大腸腫瘍発生に対するサーベイランスにおいても他の検査とともに重要な位置を占める.また潰瘍性大腸炎では大腸全摘術後の回腸嚢炎の診断や活動性評価,クローン病では腸管切除後の再発病変の評価や狭窄に対するバルーン拡張術にも用いられる.
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