回盲部潰瘍性病変
回盲部の解剖学的・生理学的特徴
池田 圭祐
1
,
岩下 明徳
1福岡大学医学部附属筑紫病院 病理部
キーワード:
局所解剖学
,
虫垂
,
リンパ系組織
,
小腸疾患
,
回盲部
,
小腸潰瘍
Keyword:
Anatomy, Regional
,
Appendix
,
Lymphoid Tissue
pp.327-332
発行日 2013年7月20日
Published Date 2013/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2013319999
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回盲部はその解剖学的特徴からも多種多様な疾患の発生母地となる.また,回盲部潰瘍性病変の診断の際には,病変の分布や局在が鑑別の要点になることも多い.したがって,回盲部疾患の診断を行う際には,これらの解剖学的特徴を理解しておくことが重要である.さらに小腸と大腸では解剖学的特徴に加えて機能的にも違いがみられるため,鑑別診断の際には生理学的,病理組織学的特徴を理解しておくことも必要である.
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