安全かつ効率的な大腸ESDを目指して
各種ナイフの特徴と使い分け
小田島 慎也
1
,
藤城 光弘
,
小池 和彦
1東京大学医学部附属病院 消化器内科
キーワード:
大腸腫瘍
,
電気手術
,
メス
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Electrosurgery
,
Colorectal Neoplasms
pp.73-78
発行日 2013年1月20日
Published Date 2013/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2013133275
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大腸ESDは処置の難易度が高く,偶発症の危険性が高い手技である.現在数多く市販されている高周波ナイフは,1本ですべての処置を行うことができる先発完投型の1stナイフと,困難部位の打開を目的としたリリーフ型の2ndナイフに分けて考えることができ,それぞれ施設や術者自身のESDの技術に合わせてナイフを選択し,状況に合わせて使い分けることが重要である.
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