PSCとPBC-診断と治療の進歩
原発性胆汁性肝硬変(PBC) PBC診療ガイドラインについて
石橋 大海
1
,
小森 敦正
1国際医療福祉大学
キーワード:
Ursodeoxycholic Acid
,
肝硬変-胆汁性
,
副腎皮質ホルモン
,
分類
,
肝炎-自己免疫性
,
診療ガイドライン
Keyword:
Adrenal Cortex Hormones
,
Classification
,
Liver Cirrhosis, Biliary
,
Ursodeoxycholic Acid
,
Practice Guidelines as Topic
,
Hepatitis, Autoimmune
pp.1485-1492
発行日 2014年9月20日
Published Date 2014/9/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2015007621
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厚生労働省「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班によって,原発性胆汁性肝硬変(PBC)患者診療のためのガイドラインが作成された.すでに米国肝臓学会,ヨーロッパ肝臓学会で発行されていたが,わが国におけるPBC診療の標準化を目的として,さらにはわが国の医療事情を考慮し,PBC診療に携わる一般内科医,消化器医,肝臓医を対象として作られたものである.新しい診断基準,新しい組織学的病期分類,臨床病型分類,あるいはPBC-AIHオーバーラップ症候群に対する副腎皮質ステロイド投与の指針などが記載されている.多くのクリニカルクエスチョンも記載されており,理解しやすいガイドラインとなっている.
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