Diagnostic and Interventional EUS-現状と将来展望
EUS下抗腫瘍局注療法・焼灼療法
入澤 篤志
1
,
澁川 悟朗
,
阿部 洋子
,
二階堂 暁子
,
忌部 航
,
星 恒輝
,
山部 茜子
1福島県立医科大学会津医療センター 消化器内科学講座
キーワード:
Ethanol
,
近距離照射治療法
,
抗腫瘍剤
,
焼灼法
,
穿刺
,
養子免疫療法
,
病巣内投与
,
超音波内視鏡検査
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Cautery
,
Brachytherapy
,
Punctures
,
Injections, Intralesional
,
Immunotherapy, Adoptive
,
Endosonography
,
Ethanol
pp.1767-1772
発行日 2013年11月20日
Published Date 2013/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2014055624
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
最近のEUS下穿刺術の進歩はめざましく,現在ではさまざまな消化器疾患に対する治療にも積極的に応用されている.そのなかでも,抗腫瘍療法はもっとも注目される分野の一つである.腫瘍に対して直接アプローチできるというEUS下穿刺術の大きな利点を生かし,これまでにさまざまな治療が試みられてきた.本法は,薬剤等の注入,特殊デバイスを病変に直接穿刺しての焼灼,といった二つのアプローチに大別される.EUS下穿刺術を用いた抗腫瘍治療は,今後の大きな発展が期待できる新しい研究分野である.
Copyright © 2013, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.