胆膵疾患診療の最前線 難治疾患のよりよいマネジメントのために
胆膵検査・治療の進歩 Interventional EUSとその応用
良沢 昭銘
1
,
岩野 博俊
,
田場 久美子
,
仙譽 学
,
吉田 加奈子
,
植木谷 俊之
1山口大学 大学院医学系研究科消化器病態内科学
キーワード:
抗腫瘍剤
,
神経ブロック
,
膵偽嚢胞
,
膵臓腫瘍
,
腹腔神経叢
,
病巣内投与
,
インターベンショナル超音波診断
,
超音波内視鏡検査
,
胆道ドレナージ
,
細針生検
,
穿刺術
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Celiac Plexus
,
Nerve Block
,
Pancreatic Neoplasms
,
Pancreatic Pseudocyst
,
Injections, Intralesional
,
Ultrasonography, Interventional
,
Paracentesis
,
Endosonography
,
Biopsy, Fine-Needle
pp.474-479
発行日 2011年3月1日
Published Date 2011/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011130056
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・Interventional EUSとは、超音波内視鏡ガイド下に消化管内から消化管壁内や消化管近傍の対象物を穿刺する手技の総称であり、診断および治療に応用されている。・診断としてのEUS-FNAは膵病変や食道・胃十二指腸粘膜下腫瘍、縦隔腫瘍、腫大リンパ節などに対し、安全かつ確実な生検法である。・治療として各種ドレナージ術、薬剤注入療法、特殊デバイスを用いた穿刺治療に応用されており、今後も限りない可能性を秘めている。
©Nankodo Co., Ltd., 2011