特集 大腸Ⅱc─症例アトラス
Ⅱ.症例アトラス(19)小さな粘膜下腫瘍様隆起にて発見した0-Ⅱc+Ⅱa型進行癌/淡い発赤と血管透見像消失にて発見した0-Ⅱa+dep型腺腫
木庭 郁朗
1
,
萱嶋 善行
1
,
二村 聡
2
1山鹿中央病院消化器内科
2福岡大学筑紫病院病理部・病理診断科
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
粘膜下腫瘍様隆起
,
進行癌
,
超拡大内視鏡,
,
内視鏡的病理組織診断
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
粘膜下腫瘍様隆起
,
進行癌
,
超拡大内視鏡,
,
内視鏡的病理組織診断
pp.216-219
発行日 2021年7月20日
Published Date 2021/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000591
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【症例1】小さな粘膜下腫瘍様隆起にて発見した0-Ⅱc+Ⅱa型進行癌 患者:60歳代,女性 受診動機:大腸サーベイランス 現病歴:下痢,血便,腹痛の症状なく,寛解期全大腸炎型潰瘍性大腸炎の定期的な大腸内視鏡検査において,上行結腸に5mmの褪色調の粘膜下腫瘍様隆起を認めた.周囲粘膜は寛解期粘膜の様相を呈し,活動性炎症を認めなかった.
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