特集 高齢者・超高齢者消化管癌の内視鏡治療
2 .各論(2)胃癌 c.内視鏡治療後の経過観察はいつまで施行するか?
深瀬 和利
1
1山形県立河北病院内科
キーワード:
胃癌
,
内視鏡治療
,
経過観察
Keyword:
胃癌
,
内視鏡治療
,
経過観察
pp.685-688
発行日 2017年6月20日
Published Date 2017/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/CGJ.0000000009
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早期胃癌の内視鏡治療後,何年経過しても, ある一定の頻度で二次胃癌(異時性多発胃癌)は 発生する.よって治療後経過観察内視鏡検査 は,一生涯可能なかぎり受け続けることを勧め ている.しかし,胃内視鏡検査を受けるか否か の自己意思決定ができなくなってしまった人, 自力独歩での来院が不可能となってしまった人 などは,経過観察の終了も一つの選択肢であろ うと考える.
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