特集 肝疾患―診療のチェックポイント2023
第Ⅰ部 診断のチェックポイント 第6章 肝硬変合併症診断のチェックポイント 2.腹 水
瓦谷 英人
1
,
吉治 仁志
1
1奈良県立医科大学消化器内科学講座
キーワード:
腹水
,
レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系
,
難治性腹水
,
特発性細菌性腹膜炎
Keyword:
腹水
,
レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系
,
難治性腹水
,
特発性細菌性腹膜炎
pp.842-847
発行日 2023年6月9日
Published Date 2023/6/9
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000002675
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・腹水が貯留した患者をみた際には,まず腹水試験穿刺を行い,漏出性か滲出性腹水かを鑑別し,原因検索を行う.
・肝硬変合併腹水患者では腹部症状がなくても一定の割合で,特発性細菌性腹膜炎(SBP)を認めることがあり,腹水検査においてルーチン検査として,腹水中の好中球数ならびに細胞培養検査を行う.
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