連載 内科医にもわかる肝生検の見方
その他の組織パターンを示す肝障害(1)
全 陽
1
1神戸大学病院病理診断科
キーワード:
非硬変性門脈圧亢進症
,
先天性肝線維症
,
結節性再生性過形成
,
病理
Keyword:
非硬変性門脈圧亢進症
,
先天性肝線維症
,
結節性再生性過形成
,
病理
pp.1297-1302
発行日 2017年7月20日
Published Date 2017/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000090
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Ⅰ.今月の症例 患 者:20 歳,男性 臨床診断:肝硬変 臨床経過:前医にて食道静脈瘤を指摘され,肝硬変+門脈圧亢進症の診断にて当院紹介受診.画像的に脾腫と肝の変形を認める.肝硬変の原因精査のため肝生検が施行された. 検査成績:AST 27 IU/(l normal range 10〜50),ALP 70 IU/l(30〜130),GGT 29 IU/l(1〜55),Albumin 38 g/l(35〜50),Total Bilirubin6μmol/l(3〜20),自己抗体と肝炎ウイルスマーカーすべて陰性
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