特集 透析技術の最前線
8.バスキュラーアクセス管理の最前線―その方法と各種モニタについて
木船 和弥
1
1東葛クリニック病院診療管理部将来構想戦略室・臨床工学技士
キーワード:
予測・予防型管理
,
臨床モニタリング
,
定量サーベイランス
Keyword:
予測・予防型管理
,
臨床モニタリング
,
定量サーベイランス
pp.375-382
発行日 2026年4月10日
Published Date 2026/4/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003779
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血液透析におけるバスキュラーアクセス(VA)は治療の可否と質を左右する基盤であり,患者の高齢化や長期透析の進展に伴い,その管理は高度化している.閉塞後対応に依存した管理では,緊急入院やカテーテル留置を介したADL低下や医療費増大を招きやすい.本稿では,VA管理を事後対応型から予測・予防型へ転換するため,臨床モニタリング,定量サーベイランス,超音波評価を組み合わせた段階的管理手順を整理した.単独指標に依存せず,時系列評価と複数指標の整合性に基づく判断の重要性を示し,外来透析施設において実装可能なVA管理モデルを提示する.

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