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特集 バスキュラーアクセスUpToDate
バスキュラーアクセス手術と手技
バスキュラーアクセス手術の麻酔
Anesthesia for vascular access surgery
淺野 斗志男
1
,
松岡 哲平
1
ASANO Toshio
1
,
MATSUOKA Teppei
1
1大誠会松岡内科クリニック
キーワード:
バスキュラーアクセス手術
,
透視下腕神経叢ブロック
,
エコーガイド下腕神経叢ブロック
,
鎮静
,
日帰り全身麻酔
Keyword:
バスキュラーアクセス手術
,
透視下腕神経叢ブロック
,
エコーガイド下腕神経叢ブロック
,
鎮静
,
日帰り全身麻酔
pp.209-214
発行日 2023年2月25日
Published Date 2023/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000617
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はじめに
バスキュラーアクセス(VA)手術は侵襲を伴う医療行為であり,患者・医療者の双方にとって安全・安心であることが求められる。腎不全患者に対する麻酔はハイリスクであるが,適切な周術期管理と麻酔法の進歩により,健常人とほぼ同様に行うことができるようになってきた1)。筆者らは,痛みを強く訴える患者や認知症のため手術に協力的でない患者における種々のVA手術に対して,日帰り全身麻酔や神経ブロックおよび鎮静法を工夫し,周術期管理を行っている(図1,2)。
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