症例による透析患者の画像診断
Fontan術後患者の血液透析用カテーテル挿入に3D-CTが有用だった1例
嶋村 昌之介
1
,
茂庭 仁人
1
,
前田 卓人
1
,
滝沢 英毅
1
1手稲渓仁会病院腎臓内科
キーワード:
右室型単心室症
,
Fontan術
,
三次元コンピュータ断層撮影法(3D-CT)
,
末期腎不全
Keyword:
右室型単心室症
,
Fontan術
,
三次元コンピュータ断層撮影法(3D-CT)
,
末期腎不全
pp.233-237
発行日 2023年2月10日
Published Date 2023/2/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002469
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
先天性心疾患の術後予後の改善に伴い,術後遠隔期の合併症が問題になっている.今回,右室型単心室症に対するFontan術後遠隔期に末期腎不全に至った症例で,長期留置カテーテルを用いて血液透析を導入した1例を経験した.血液透析用長期留置カテーテル挿入の際,血管走行の把握に三次元コンピュータ断層撮影法(3 dimensional computed tomography;3D-CT)が有用だったため報告する.
Copyright © 2023, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.