特集 特集透析患者の栄養状態と生活評価
3.実践レポート(3)口腔状態/嚥下状態の把握を行い,食事の工夫をした患者
射場 裕美子
1
1佐賀大学医学部附属病院栄養治療部・管理栄養士
キーワード:
多職種介入
,
嚥下機能評価
,
形態調整
Keyword:
多職種介入
,
嚥下機能評価
,
形態調整
pp.1550-1553
発行日 2022年11月10日
Published Date 2022/11/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002367
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入院予定患者の口腔状態・嚥下状態を把握するため,まずは簡易な評価票を用いてスクリーニングを行い,嚥下障害の疑いがある患者には反復唾液飲み検査(RSST),さらに問題がある患者は専門科にて嚥下機能評価を行う流れがある.形態を調整した食事として,硬さや形態を調整しとろみをつけていない「口腔障害食」,硬さや形態の調整に加え凝集性も調整した「嚥下調整食」の大きく2種類の展開を行っている.また治療食を提供している場合は,一口大・きざみまでの形態調整を行っている.
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