特集 バスキュラーアクセス-作製・管理・修復の基本方針 2nd Edtion
第13章 VAの形態と死亡率・合併症
伊丹 儀友
1
,
高崎 恵美
2
,
山下 直哉
1
1伊丹腎クリニック
2札幌禎心会病院乳腺外科・透析科
キーワード:
内シャント
,
グラフト
,
中心静脈カテーテル
,
感染症
,
血栓症
Keyword:
内シャント
,
グラフト
,
中心静脈カテーテル
,
感染症
,
血栓症
pp.999-1005
発行日 2022年7月10日
Published Date 2022/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002223
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・バスキュラーアクセス(VA)には自己血管使用皮下動静脈廔(AVF,内シャント),人工血管使用皮下動静脈廔(AVG,人工血管),中心静脈カテーテル(CVC)がある.
・VAのなかでは一番耐用が長く,感染症が少なく死亡率も少ないとされるAVFが第一選択肢とされる.
・AVFは透析患者の高齢化に伴い,成熟しない率が増加している.
・高齢患者では予後を考慮するとAVG使用も選択肢となる.
・CVCの使用は透析導入初期の死亡率に関連している可能性がある.
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