特集 多職種連携による透析医療
3.透析医療における多職種連携―職種別の役割(10)腎移植希望者に対するレシピエント移植コーディネーターの役割
山上 孝子
1
,
松岡 裕
2
,
打田 和治
2
1衆済会増子記念病院・レシピエント移植コーディネーター
2衆済会増子記念病院・腎移植外科
キーワード:
腎移植
,
レシピエント移植コーディネーター
,
チーム医療
Keyword:
腎移植
,
レシピエント移植コーディネーター
,
チーム医療
pp.299-303
発行日 2022年3月10日
Published Date 2022/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002075
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
腎移植は移植前から移植後までの長期の治療が必要であり,患者を中心とする多職種が協働して医療を行っている.長い経過中には患者を取り巻く身体的・社会的状況は変遷していき,ライフステージに合わせて医療チームも,専門業種のメンバーを加えながら最適なサポートをする必要がある.移植前から移植後管理まで継続して関わるレシピエント移植コーディネーターは患者の伴走者でもある.患者の高齢化による多くの問題の対処も,レシピエント移植コーディネーターが中心となり,専門集団の個々のメンバーが協働する医療チームとなることで移植患者の治療に力を発揮できる.
Copyright © 2022, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.