今月の主題 腎移植
腎移植の検査
生体腎移植,死体腎移植のドナー,レシピエント検査
両角 國男
1
,
武田 朝美
1
,
後藤 憲彦
1
,
打田 和治
1
Kunio MOROZUMI
1
,
Asami TAKEDA
1
,
Norihiko GOTO
1
,
Kazuharu UCHIDA
1
1名古屋第二赤十字病院腎臓病総合医療センター・腎臓内科
キーワード:
腎移植
,
ドナー評価
,
レシピエントの適応
,
組織適合性検査
,
臓器移植ネットワーク
Keyword:
腎移植
,
ドナー評価
,
レシピエントの適応
,
組織適合性検査
,
臓器移植ネットワーク
pp.797-802
発行日 2008年7月15日
Published Date 2008/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101650
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腎移植には生体腎移植と死体腎移植がある.腎移植後に良好な移植腎機能が発現することが基本で,移植された腎臓を介した感染症や悪性腫瘍の伝播も許されない.また,生体腎移植ドナーが腎提供後に腎機能障害や腎機能低下に繋がる合併症を起こすことは回避されなければならない.そのためには,十分なドナー評価,適切な検査が行われる必要がある.一方,レシピエントは,移植手術を安全に受けることができ,腎移植後の免疫抑制療法を続けられることが,腎移植後のQOLやADL向上の基本である.そのためには移植前の評価,検査が不可欠である.
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