特集 多職種連携による透析医療
3.透析医療における多職種連携―職種別の役割(11)在宅腹膜透析患者を支えるための多職種連携
大川 明子
1
,
小林 奈津美
1
,
梅田 徳男
2
,
伊藤 薫
3
1三重県立看護大学看護学部・看護師
2元北里大学医療衛生学部
3四日市市南地域包括支援センター・保健師
キーワード:
腹膜透析
,
在宅透析支援システム
,
ICT(information and communication technology)
Keyword:
腹膜透析
,
在宅透析支援システム
,
ICT(information and communication technology)
pp.304-310
発行日 2022年3月10日
Published Date 2022/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002076
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
透析医療には多くの職種の医療従事者が携わっている.施設内では電子カルテが普及し各医療従事者間で利活用されているが,施設外の患者はその恩恵を受けられていないのが現状である.また,透析患者は高齢化が進んでいる.高齢者はコンピュータを利用していないと思われているが,80歳以上でもインターネット利用率は60%近い.本稿では透析患者を取り巻く現状を示し,われわれの在宅透析患者支援システムの構築について述べる.
Copyright © 2022, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.