特集 透析患者PADの最前線
4.末梢動脈の血流評価(2)超音波検査を用いた末梢動脈の血流評価
原口 和樹
1
,
川﨑 友裕
1
,
大久保 洋平
2
,
古賀 伸彦
1
1天神会新古賀病院心臓血管センター循環器内科
2天神会新古賀病院臨床検査課
キーワード:
超音波検査
,
末梢動脈疾患
,
透析
,
末梢血管カテーテル治療
Keyword:
超音波検査
,
末梢動脈疾患
,
透析
,
末梢血管カテーテル治療
pp.670-676
発行日 2020年7月10日
Published Date 2020/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001317
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超音波検査(US)は非侵襲的に下肢動脈の形態評価や血行動態を評価できる検査である.下肢動脈疾患の多くを占める動脈硬化性疾患の評価として有用であり,臨床ではカテーテル治療(EVT)やバイパス手術などの血行再建の術前評価,術後の効果判定としても頻用されている.本稿では下肢動脈疾患におけるUS の基本的な知識や注意点を概説したうえで,本邦・当院でUS をどのように活用されているかを説明する.
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