特集 近未来の透析医療
1.近未来の透析医療(2)臨床工学技士の立場から
本間 崇
1
1善仁会グループ安全管理本部・臨床工学技士
キーワード:
IT(information technology)
,
AI(artifi cial intelligence)
,
IoT(internet of things)
,
在宅医療
Keyword:
IT(information technology)
,
AI(artifi cial intelligence)
,
IoT(internet of things)
,
在宅医療
pp.433-438
発行日 2020年5月10日
Published Date 2020/5/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001253
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IT(information technology)技術の進歩は目覚ましく,医療のなかにも活用が進んできている.今般,労働者の労働環境の改革が進められるなか,医療従事者もそのかぎりではない.労働集約的要素をもつ透析医療についても,限られた医療従事者で安全で質の高い透析医療の提供をしていくことが求められている.従来,医師を含む医療従事者が行っていた業務を正確に実施するための対策を考えていく必要がある.その施策として,AI(artifi cialintelligence)技術などを活用し診断や医療機器などの操作を行うことが求められてきている.これらの新しい分野に対応できる体制作りが必須である.しかし患者に対し心の通う治療や支援を行う多職種によるチーム医療を実践することがもっとも大切なことである.
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