特集 在宅血液透析の勧め―円滑導入のためのノウハウ
11.受益者の立場から(1)すべての腎代替療法のなかの在宅血液透析
古薗 勉
1
1近畿大学生物理工学部医用工学科/患者
キーワード:
腎代替療法
,
在宅血液透析
,
献腎移植
Keyword:
腎代替療法
,
在宅血液透析
,
献腎移植
pp.1305-1305
発行日 2019年9月10日
Published Date 2019/9/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001052
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- 文献概要
私は施設血液透析,腹膜透析,在宅血液透析(HHD),そして脳死下献腎移植といったすべての腎代替療法(RRT)を約32 年かけて経験し,現在移植者として大学教員の職務を全うしている.これらの治療法のなかでも,在宅RRT〔HHD・腹膜透析・腎臓移植〕は患者が自分らしく生(活)きるために選択すべき治療法であり,とくに勤労世代にとってはこれらの治療法を選択できるか否かが健康の維持,生計の確保や職場における昇進などにまで影響を及ぼす.
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