症例による透析患者の画像診断
透析患者に生じた傍大動脈リンパ節転移および下大静脈腫瘍塞栓を伴う乳頭状腎癌の1 例
平井 健一
1
,
野村 威雄
1
,
井上 享
1
,
澁谷 忠正
1
,
秦 聡孝
1
,
三股 浩光
1
1大分大学医学部附属病院腎臓外科・泌尿器科
キーワード:
下大静脈腫瘍塞栓
,
乳頭状腎癌
,
長期透析
Keyword:
下大静脈腫瘍塞栓
,
乳頭状腎癌
,
長期透析
pp.1266-1270
発行日 2018年9月10日
Published Date 2018/9/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000675
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長期透析は腎癌の危険因子であり,一般人口に比べ,透析患者の腎癌発生率は高いと報告されている.また腎癌が下大静脈腫瘍塞栓を伴う頻度は約5 %と報告され,腎摘除および腫瘍塞栓摘除により予後改善が期待できる.今回,CT ガイド下生検にて病理診断後,摘出に至った症例を提示する.
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