速報
透析患者の熱中症対策
西 慎一
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1神戸大学大学院医学研究科腎臓内科 腎・血液浄化センター
pp.1069-1069
発行日 2018年8月10日
Published Date 2018/8/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000648
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7 月の梅雨明けから全国各地で摂氏35 度を超える猛暑日が続いている.ニュースでは熱中症患者が救急搬送されたと連日報道している.熱中症とは,高温多湿の環境下で,体温調節機能が障害され体調不良となる病態の総称である.高齢,心疾患,悪性腫瘍,降圧薬内服などが発症のリスク因子である.気温28 度以上の環境であれば発症率は高くなる.室内に居ても発症する.
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