連載 だれでもわかる手の外科の基本—アンチ丸暗記・虎の巻—
No.7 矢状索の機能
永竿 智久
1
1香川大学医学部 形成外科・美容外科学講座
pp.70-77
発行日 2024年1月10日
Published Date 2024/1/10
DOI https://doi.org/10.18916/keisei.2024010015
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ポイント
1.伸筋腱を「刀」とすれば矢状索は「鞘」のような存在で,伸筋腱の作用を補助する役割を果たす。
2.矢状索は伸筋腱の左右への「脱線」を防いでいる。
3.矢状索は伸筋腱に対して「ストッパー」として作用し,過度な伸展が加わるのを防いでいる。
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