投稿論文 症例報告
低髄液圧性頭痛と片頭痛の併存を認めた2症例
愛甲 一樹
1
,
村谷 忠利
1洛西シミズ病院 麻酔科
キーワード:
頭痛
,
X線CT
,
片頭痛
,
硬膜外血液パッチ法
,
頭蓋内圧低下
,
Lomerizine
,
Rizatriptan
Keyword:
Headache
,
Blood Patch, Epidural
,
Migraine Disorders
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Intracranial Hypotension
,
Lomerizine
,
Rizatriptan
pp.1215-1218
発行日 2022年11月10日
Published Date 2022/11/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2023016080
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脳脊髄液漏出症は脳脊髄液が漏出し,起立性頭痛を呈する。今回,脳脊髄液漏出症の治療中に,体位変換で症状変化のない2症例を経験し片頭痛の併発と診断した。硬膜外自己血パッチと,片頭痛に薬物治療を同時期に行い,良好な治療結果を得た。頭痛の診療,治療に際しては,患者の状態や症状を十分に把握することが重要である。
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