特集 脳脊髄液動態異常の病態と画像所見:新しい概念と最新の診断・治療
脳脊髄液減少症 治療
傳田 定平
1
1新潟市民病院 ペインクリニック外科
キーワード:
交通事故
,
硬膜下血腫
,
MRI
,
穿刺
,
脳損傷-外傷性
,
硬膜外血液パッチ法
,
頭蓋内圧低下
,
髄液漏
,
頭部CT
,
脳槽造影
Keyword:
Accidents, Traffic
,
Brain Injuries, Traumatic
,
Hematoma, Subdural
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Punctures
,
Blood Patch, Epidural
,
Intracranial Hypotension
,
Cerebrospinal Fluid Leak
pp.1320-1330
発行日 2017年11月26日
Published Date 2017/11/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2018019869
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当院では,2006年12月より自由診療の下,低髄液圧症に対してブラッドパッチ(硬膜外自家血注入療法)を開始した。その後2012年6月に厚生労働省から脳脊髄液漏出症の疾患概念と画像診断基準が取りまとめられ,ブラッドパッチが先進医療として認可された。その後,2016年1月厚生労働省の先進医療会議にて,ブラッドパッチの保険適用が適切であると認定され,同年4月から保険適用となった。このような背景の下で41症例に延べ50回のブラッドパッチを行ってきた。今回,当院のブラッドパッチの実績およびその治療成績を報告する。
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