投稿論文 紹介
覚醒下開頭術麻酔管理の現況 全国アンケート調査
溝田 敏幸
1
,
濱田 美帆
,
菊池 隆幸
,
峰晴 陽平
,
山尾 幸広
,
服部 悦子[山本]
,
川内 豪
,
米澤 淳
,
福井 彩香
,
松井 馨大
,
古川 恵子
,
荒川 芳輝
1京都大学医学部附属病院 麻酔科
キーワード:
Propofol
,
質問紙法
,
開頭術
,
覚醒
,
静脈麻酔
,
麻酔
,
局所麻酔剤
,
浸潤麻酔
,
Remifentanil
,
気道確保
,
実態調査
Keyword:
Anesthesia
,
Arousal
,
Anesthetics, Local
,
Anesthesia, Intravenous
,
Anesthesia, Local
,
Propofol
,
Remifentanil
,
Craniotomy
,
Airway Management
pp.1244-1248
発行日 2021年11月10日
Published Date 2021/11/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022030017
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わが国における覚醒下開頭術の麻酔管理の実態を明らかにするため、全国アンケート調査を行った。国内で覚醒下開頭術を実施している45施設にアンケートを実施し、19施設(42.2%)から回答を得た。覚醒前(開頭時)にプロポフォールとレミフェンタニルによる全身麻酔を施行しラリンジアルマスクによる気道確保を行う点はほとんどの施設で共通していた一方で、頭部浸潤に使用する局所麻酔薬の種類・濃度・投与量や、覚醒後(閉頭時)の麻酔管理方法などは施設により大きく異なることが明らかになった。今後これらの管理方法を検証しガイドラインに反映していくことが必要と考えられる。
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