投稿論文 症例報告
左半腹臥位で行った胸腔鏡下食道切除術中に左母指内転筋の筋弛緩からの回復が遅延した1症例
松井 周平
1
,
中島 浩一
,
今井 典子
,
田中 稔幸
1JA長野厚生連南長野医療センター篠ノ井総合病院 麻酔科
キーワード:
胸腔鏡法
,
筋緊張低下
,
充血
,
上肢
,
食道切除
,
手術時体位
,
母指内転筋
,
半腹臥位
Keyword:
Esophagectomy
,
Hyperemia
,
Thoracoscopy
,
Muscle Hypotonia
,
Upper Extremity
pp.624-628
発行日 2021年6月10日
Published Date 2021/6/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021256342
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左半腹臥位で行う胸腔鏡下食道切除術は、縦隔視野に優れるため近年普及してきている。今回、左半腹臥位での胸腔鏡下食道切除術中に左上肢がうっ血し、左母指内転筋における筋弛緩からの回復が右母指内転筋と比較して遅延した症例を経験した。
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