体腔鏡下上部消化管手術 体腔鏡下食道癌手術 体腔鏡下食道癌手術
腹臥位でのリンパ節郭清 腹臥位胸腔鏡下食道切除術
大幸 宏幸
1
,
藤田 武郎
,
真柳 修平
,
金森 淳
,
岡田 尚也
,
佐藤 琢爾
1国立がん研究センター東病院 食道外科
キーワード:
胸腔鏡法
,
縦隔
,
食道腫瘍
,
食道切除
,
反回神経
,
リンパ節郭清
,
腹臥位
,
手術時体位
Keyword:
Esophageal Neoplasms
,
Mediastinum
,
Lymph Node Excision
,
Recurrent Laryngeal Nerve
,
Thoracoscopy
,
Esophagectomy
,
Prone Position
pp.753-759
発行日 2015年7月1日
Published Date 2015/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2015275219
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
胸腔鏡では,内視鏡を近接させ解剖構造を拡大視観察することにより,安全で根治性が高い手術が可能となる.腹臥位ではsolo surgeryに近い手術が可能であるが,助手を含めたチームで手術を行うことで,安定した術野のもと安全で根治性が高い手術が恒常的に行える.2015年春,現在筆者が行っている腹臥位による胸腔鏡下食道切除術を中下縦隔と上縦隔に分け,術野展開と手順を中心に概説した.
©Nankodo Co., Ltd., 2015