投稿論文 紹介
蘇生の歴史 血液循環の発見 Ibn Al-Nafis
浅井 隆
1
1獨協医科大学埼玉医療センター 麻酔科
キーワード:
局所解剖学
,
蘇生
,
肺循環
,
文献学
,
医学史(500-1450)
,
ナフィース, I.
Keyword:
Resuscitation
,
Anatomy, Regional
,
Pulmonary Circulation
,
Philology
,
History, Medieval
pp.106-110
発行日 2020年1月10日
Published Date 2020/1/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2020119934
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西洋諸国において、16世紀中旬に肺循環に関する記載がされるようになったが、それより以前の13世紀に、アラブ圏のイブン・アル・ナフィス(Ibn Al-Nafis、Ala-al-din abu Al-Hassan Ali ibn Abi-Hazm al-Qarshi al-Dimashqi)が肺循環に関する記載を残していた。しかし、彼の肺循環に関する記載は、1924年に発見されるまで、忘れられていた。
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