投稿論文 紹介
蘇生の歴史 血液循環の発見 William Harvey De motu cordis(2)
浅井 隆
1
1獨協医科大学埼玉医療センター 麻酔科
キーワード:
一回拍出量
,
局所解剖学
,
血液循環
,
血液量
,
心拍数
,
心拍出量
,
蘇生
,
医学史(1601-現在)
,
ハーヴィー, W.
Keyword:
Stroke Volume
,
Resuscitation
,
Anatomy, Regional
,
Heart Rate
,
Blood Circulation
,
Cardiac Output
,
Blood Volume
,
History, Modern 1601-
pp.801-807
発行日 2020年7月10日
Published Date 2020/7/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2020297650
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古代ギリシャ・ローマ時代から、血液は摂取した食物を材料に肝臓が造り、全身に供給していると考えられてきた。ウィリアム・ハーヴェイは、心臓が拍出している血液量を初めて定量化し、その量は食物量をはるかに超えていることから、この従来からの説は誤りで、血液循環でしか説明できない、と結論づけた。
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