症例
長期ジエノゲスト患者の周閉経期における出口戦略―子宮内膜症と骨粗鬆症に対しバゼドキシフェン酢酸塩切替が有用と考えられた1例―
粒来 拓
1,2,3
,
上原 萌美
1,2
,
牛尾 江実子
2,3
,
善方 裕美
2,3
T. Tsuburai
1,2,3
,
M. Uehara
1,2
,
E. Ushio
2,3
,
H. Yoshikata
2,3
1よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック
2よしかた産婦人科
3横浜市立大学産婦人科
pp.787-791
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003917
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ジエノゲストは子宮内膜症に効果的であるがゆえに,閉経予測つまり休薬時期の判断が難しい。休薬による子宮内膜症再燃の不安に対し,骨量減少という健康課題があるジレンマのなか,周閉経期における「出口戦略」が必要である。この長期ジエノゲスト使用例における構造的課題に対し,選択的エストロゲン受容体調整薬(SERM)製剤のなかでも,子宮内膜保護作用の特性を有するバゼドキシフェン酢酸塩への逐次療法が,子宮内膜症再燃予防と骨量減少の両側面から有用な選択肢の1つと考えられる。

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