Japanese
English
臨床
骨粗鬆症患者へのアバロパラチド酢酸塩連日自己注射のアドヒアランス改善のための工夫
An invention for improving adherence of daily abaloparatide in patients with osteoporosis
戸田 佳孝
1
,
増田 研一
2
Yoshitaka TODA
1
,
Kenichi MASUDA
2
1戸田整形外科リウマチ科クリニック
2関西医療大学,スポーツ医科学研究センター
キーワード:
Osteoporosis
,
Abaloparatide
,
Adherence
Keyword:
Osteoporosis
,
Abaloparatide
,
Adherence
pp.1493-1497
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002780
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要旨:自己注射のアドヒアランスの障壁は針への恐怖心と注入器取り扱いの困難感である。今回の調査ではアバロパラチド酢酸塩自己注射の導入時に看護師が医師用取り扱い説明書を用いて取り扱い方を説明し,恐怖心を和らげた。また,電動式注入器内に記録された注射時刻を評価した。その結果,4週間以上アバロパラチド酢酸塩自己注射を継続した症例は9例中8例(88.9%)であった。21~22時に自己注射を行った症例では注射時刻のばらつきが少なく,打ち忘れは皆無であった。
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