特集 CQ&図解で学ぶ 生殖医療の基礎講座
Ⅴ 高度生殖医療
CQ 29 受精卵の培養と品質の評価のしかたは?
奥山 紀之
1,2
,
京野 廣一
1,2
1京野アートクリニック高輪
2品川:日本卵巣組織凍結保存センターHOPE
pp.1352-1359
発行日 2025年11月30日
Published Date 2025/11/30
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003635
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A
▶静点観察では操作リスクの増加や異常分割などの観察は困難である。可能な限りタイムラプスインキュベータでの観察を実施する。
▶院内の評価基準に対して臨床成績の振り返りを実施する。そのうえで,自施設の基準や凍結個数などの方針を柔軟に設定することが望ましい。
▶人工知能(AI)による胚評価は時間短縮や手技平均化のツールとして機能する可能性はあるものの,臨床成績において明確な優位性は出ていないため参考程度に活用する。

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