今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス
体外受精の基本操作
4.受精の確認と受精卵の観察
西村 満
1
,
西垣 新
1
,
岡田 久
1
1聖隷浜松病院産婦人科
pp.1075-1079
発行日 1995年8月10日
Published Date 1995/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902226
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●はじめに
媒精操作の完了した培養皿は,通常一夜培養器の中に置かれ,翌日受精の確認を行うことになる.この段階での胚移植を行う場合もあるが,通常は,さらにもう一夜培養を追加して分割した胚を移植する.
本稿では,媒精開始後,胚移植を行うまでの間の操作である受精の確認と受精卵の観察作業について述べるが,主に当科で施行しているタイムテーブルに従って,一般的事項を盛り込んで解説する.
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