臨床経験
第二極体の挙動とその後の胚発育との関連
志村 陶子
1
,
湯本 啓太郎
1
,
見尾 保幸
1
T. Shimura
1
,
K. Yumoto
1
,
Y. Mio
1
1ミオ・ファティリティ・クリニック リプロダクティブセンター
pp.507-513
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000002958
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生殖補助医療において,生児獲得の可能性が高い胚を選択するための胚評価方法の確立が求められてきた。タイムラプス培養器の普及は胚評価の指標となる現象の可視化を可能にし,生殖補助医療の発展に多大に貢献している。本稿では,タイムラプス培養器の普及以前にはその特定と観察が困難であった第二極体に着目し,第二極体放出(出現)から第一卵割までの第二極体の挙動と胚の質との関連を検討した。
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