診療
子宮摘出を伴う子宮内膜症手術を再考する
小堀 宏之
1
,
萩原 聖子
1
,
熊切 優子
1
,
山本 憲子
1
,
野路 千智
1
,
加藤 紀子
1
H. Kobori
1
,
T. Hagiwara
1
,
Y. Kumakiri
1
,
N. Yamamoto
1
,
C. Noji
1
,
N. Kato
1
1メディカルトピア草加病院婦人科
pp.285-290
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000002896
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子宮内膜症手術を議論する場では,依然として深部病変を含めた広範的切除手術が広く語られることが多い。このような手術は根治性については期待がもてる反面,神経損傷や腸管損傷などの合併症が懸念される。薬物療法の選択肢が広がった現代において,子宮摘出を伴う子宮内膜症手術時に当科で行っている「攻めすぎない手術」の手術戦略,ならびにその治療成績について文献学的考察を交えて解説する。
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