特集 産婦人科医リクルートへの効果的なアプローチを考える
企画者のことば
長谷川 瑛洋
1
,
岡本 愛光
1
,
渡利 英道
2
Akihiro Hasegawa
1
,
Aikou Okamoto
1
,
Hidemichi Watari
2
1東京慈恵会医科大学産婦人科学講座
2北海道大学大学院医学研究院産婦人科学教室
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000002072
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
産婦人科は,周産期,婦人科腫瘍,生殖・内分泌,女性ヘルスケアと4つの分野にわたって,女性の一生にかかわることができる魅力的な診療科として認識されている。一方で,医療訴訟になりやすい,長時間の労働で休みが取れないなどといったマイナスイメージをもたれることもあり,産婦人科医を専攻することの障壁と感じている医学生・臨床研修医も少なくない。しかしながら,産科医療保障制度や診療ガイドラインの普及や学会をあげての妊娠・出産に関連する働き方改革,子宮頸がんワクチン,出生前診断への社会的関心の高まりなどにより,新産婦人科専攻医数はここ数年増加傾向をたどっている。
Copyright © 2022, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.