特集 On Fleek 産婦人科手術
Ⅰ.低侵襲手術
良性
10.深部子宮内膜症(DIE)
松本 貴
1
,
佐伯 愛
1
,
橋本 佳子
1
,
岡本 和浩
1
,
岩井 夏実
1
,
西田 浩孝
1
Matsumoto Takashi
1
,
Saeki Ai
1
,
Hashimoto Yoshiko
1
,
Okamoto Kazuhiro
1
,
Iwai Natsumi
1
,
Nishida Hirotaka
1
1健保連大阪中央病院婦人科
pp.1280-1287
発行日 2018年10月31日
Published Date 2018/10/31
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000623
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腹膜表面から5mm以上浸潤した子宮内膜症病変は深部子宮内膜症と呼ばれており骨盤痛や不妊との関連が指摘されている。深部子宮内膜症病変を切除することにより骨盤痛や妊孕性の改善が期待できるが,直腸や尿管などの近接臓器,骨盤神経叢,子宮静脈の損傷に注意する必要がある。本稿では,われわれの行っている深部子宮内膜症病変切除における基本的なアプローチ法について述べる。
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