臨床経験
当院に搬送されたスーパー母体救命搬送症例についての検討
阿部 雄悟
1
,
大里 文乃
1
,
木戸 道子
1
,
笠井 靖代
1
,
宮内 彰人
1
,
安藤 一道
1
1日本赤十字社医療センター産婦人科
pp.929-934
発行日 2017年7月1日
Published Date 2017/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000070
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
2009年3月に導入された東京都母体救命搬送システム(通称:スーパー母体搬送)は,重篤な疾患により緊急に母体救命処置を必要とする妊産褥婦を,スーパー総合周産期センターが必ず受け入れるシステムである。東京消防庁を通し,受入れ先の選定にかかる時間をできるだけ短縮し,迅速に診療を開始することを目的としている。システム導入から2015年8月までに当院で受け入れた症例について分析し,今後の運用に向けて考察した。
Copyright © 2017, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.