今月の臨床 脳性麻痺─発症防止への挑戦
脳性麻痺発症率低減への戦略
8.母体搬送のタイミングと対応
前田 津紀夫
1
1前田産科婦人科医院
pp.937-942
発行日 2013年9月10日
Published Date 2013/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103491
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●円滑な母体搬送を行うためには高次施設と診療所間で普段からお互いの顔の見える良好な関係を築き上げることが有用である.
●母体搬送を送り出す側の診療所は自らの施設の限界を十分に認識し,搬送のタイミングを常に念頭に置き診療に当たることが望ましい.
●地域の医療事情に合わせた周産期搬送システムを構築し,常にその実効性を確認することが望ましい.
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